今回は、魔人ブウ正田圭さんの炎上騒動を客観的に見てみました。
私も参加していた脱社畜サロンの分岐点にもなると思うので、今参加している方もこれから参加しようと思っている方も、1つの見方として参考にしてみてください。
目次(クリックすると好きなところから読めます)
炎上のきっかけは正田圭さんの経歴と実績
今回正田圭さんが炎上したきっかけは、えらてんこと、えらいてんちょうさんのこちらのツイート
正田圭さん、単刀直入にいって、あなた儲かってる風の雰囲気だして信者つくって、信者から集金することで儲けるタイプの人とちゃいますか?#脱社畜サロン 主催者。自称連続起業家・正田圭氏の経歴に重大な疑義|えらいてんちょう @eraitencho|note(ノート) https://t.co/oP4La3CEd9
— えらいてんちょう・えらてん(Yauchi Haruki)@インターネット当たり屋 (@eraitencho) 2019年1月9日
簡潔にまとめると、えらてんさんは
正田圭さんがツイッターのプロフィールで謳っている2~3桁億円の会社を売却したことがあるのか?
ということをただ疑問に思っているだけなんです。
それが炎上騒ぎまで発展してるんですよ。笑
この疑問に対して正田さんが、
「はい、やってますよ。これ証拠です。」
って返せばすんなり終息する話だったんですけどね。
たしかにプロフィールに「会社を売る専門家」ってあって、「2〜3桁億円をメインとしたM&Aコンサル会社」って書いてれば、「あ、10億~100億以上の単位で会社売却してる人なんだ~」って思うのが普通です。
で、そんな人が脱社畜サロンやってるんだったら、入ってみようかなって思いますよね。
要するに、このプロフィールを参考にサロンに入ってる人もいるので、その実績が本当なのか教えて欲しいってところなんです。
その実績を開示さえすれば脱社畜サロンにもメリットがあるはずなんですが、そこを開示しないってところが一部のユーザーにも不信感になっているわけですね。
もちろん、事情により開示できないってことも考えられますが。
ただ、これで本当に実績を盛っていたのであれば、問題に発展する可能性はありますよね。
この炎上騒動の論点としては、「正田さんの実績が本当なのかどうなのかハッキリ教えてくれ」というところなんです。
えらてんさんの意見
以下並べていることは、
#脱社畜サロン 主催者。自称連続起業家・正田圭氏の経歴に重大な疑義
こちらのnoteにも公開されているんですが、まずはプロフィールで謳っている2〜3桁億円の会社を売却したところをメインとして、その他にもこんな意見もありました。
・本6冊出されてますけど、内容めちゃめちゃ薄いんですよ。そして、個人でやってた月30000円のオンラインサロンもね、めっちゃ内容薄いんです。
・M&A界隈で2~3桁億円のM&Aのディールやってる人間で、正田圭という名前は聴いたことがないっていうんです。
・株式会社パラダイムシフト社の元社員の友人はこういいます。「少なくとも3桁億円のM&Aは絶対嘘。日本の未上場インターネット企業が100億以上で売却できるケースは極めて稀です。
・外銀、戦コン、証券系M&A、銀行系M&A、独立系M&A、ファンドの専門家などの話からも正田圭という名前を知っている人はいないようです。
・安田圭さんで検索しても全然引っかからないんですよね。インターネットビジネスでオーナーだったなら、どっかで名前出てもおかしくないと思うんですが
・正田圭さん、単刀直入にいって、あなた儲かってる風の雰囲気だして信者つくって、信者から集金することで儲けるタイプの人とちゃいますか?
・できれば返答ほしいんだよね。俺は本物だぞっつって反論してほしい。当時の決算資料とかさ、年商何億ありましたみたいなの、Tigalaで決算してるんだよね?
・情報商材売るだけじゃないんだよね?俺は正田圭さんが本物だって信じてるよ???
この意見に関して、私にはハッキリとわからない部分もありますが、なるほどなと思えた部分もありました。
ただ1つ言えることとしては、えらてんさんは適当に事実無根の悪口を言ってるんじゃなくて、しっかりと商品の確認やリサーチをした上で「批判」しているんですよね。
ちなみに、「批判するのは悪いことだ」と思ってる人もいるかもしれませんが、批判の本来の意味はこれですからね。
良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること。
本なんて薄いって言ってますけど、裏を返せばきっちり読んでるってことですから。笑
サービスの提供者としては、こうした意見を聞き取ることも必要になってきますよね。
実際どの企業でもそうやってユーザーの意見を聞きながら、価値のある商品やサービスを開発するじゃないですか。
「プロフィールに書いてある実績はどうなんですか?」という疑問をぶつけているだけが、裁判沙汰にまで発展しようとしているのは、ちょっと驚きではありますね(^^;
一部インターネット上で弊社及び正田圭の事業活動について事実無根の風評被害、誹謗中傷を目的とした内容が散見されておりますが、いずれの内容も全くの事実無根であり、悪質な嫌がらせです。
本件に関しては弁護士に一任し、法的に措置をとらせていただきます。— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月9日
ちなみに、この疑問に対する正解はこちらのよう
— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月10日
あと、3000円のサロンから、20万円の合宿に流すのは、たしかに情報商材でも使われている手口です。笑
でも、しっかりと価値を提供しているんだったら、全く問題ないとは思いますけどね。
情報商材=悪い
みたいな感じになってますが、結局はオンラインサロンもnoteも「情報」を商品として販売しているので、大きな括りでは「情報商材」と言えます。
しかし、情報商材という言葉のイメージが悪いだけに、みんなそこのワードを避けて売ってるだけなんですよね。
正田さんの意見
とはいえ、せっかくのツイッターなので、ぼくのコメントも書いておきます。
そもそもこれに関してはぼくは自分で相手する気はありません。
なぜなら、誹謗中傷を行なっている人は自分の本を売りたいがために僕に絡んできているだけで、
僕がこの人の相手をしたところで僕にとって得るものはないです— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月9日
まず、正田さんがえらてんさんに言いたいのは、えらてんさんが叩いてくるのは、自分の本を売りたいからだってことですね。
Aという商品を叩いて、Bという商品を売る。
ネットビジネスの世界で言うと、「ネットハイエナ」的な論理だと思うんが、えらてんさんは実際に商品を見ているし、評価をしているだけですからね。
世の中レビューや評価がなければ、悪徳商品だらけになりますよ。笑
Amazonだって、楽天だって評価はあるので普通だと思うんですけどね。
別に最初から本を売ろうとして突いたわけではなく、炎上していくうちに、「ついでに本の紹介でもしとこうかな」的な感じだと思います、真意はわかりませんが。笑
あと、ついでに言えば匿名アカウントの相手をするつもりもありませんので、基本的にこの件にふれるのはこの一連ツイートが最初で最後です。
で、言いたいことを言わせてもらうと僕は今、「おまえは尻の穴がついてるだろうか怪しいから尻の穴をみんなの前で見せてくれ」と言われている状態なわけです
— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月9日
これに関しても、商売をしている前提ですよね!
要するに、「2〜3桁億円をメインとしたM&Aコンサル会社」が本当なのかどうか、正田さんのサービスを購入したユーザーとして確認したいだけってことです。
別に、「おまえ本当にケツの穴が付いてるのか見せろよ」っていじめてるわけでもないし、それを好んで見たいと言っているわけでもありません。
ただ、「2〜3桁億円をメインとしたM&Aコンサル会社」このプロフィールに関して言うと、現在進行形で決まりそうな案件があるってことなので、嘘ではないとも捉えられますよね。
でも、これっておかしな話で、僕が信者ビジネス?とやらをやって稼いでいるのを偽っているというのであれば、相手側が、「正田の儲けた金はこれだ」と証拠を出してこなけばいけないわけです。
(僕が販売していたであろう情報商材を出して、こいつはこれで儲けてたと言わなきゃいけない)— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月9日
この理論はよくわかりませんが、情報商材を売って稼ぐのもサロンを売って稼ぐのも同じ「情報を価値として提供」しているのなら、別に良いんじゃないでしょうか。
つまり、「価値」さえ提供できていれば、何を売って儲けようが問題ないってことです。
これ、なんなんでせかね?僕は何で儲けてたんですか?立証責任はふっかけてきてる方が原則ですよ?
まずこれが1点。
次に3桁億のM&Aをやったのかってなんか知らないけど僕が問い詰められてますが、2〜3桁億のM&Aがメインとプロフに書いてあるだけで、決めたとは言ってない(これについては今から補足)
— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月9日
ただプロフに書いているだけという説明では、盛っているだけで実際にやっていないようにも捉えられますよね。
ここはハッキリと説明した方が良い気が。
なお、プロフィール欄に「自分の100%」を書くことは個人的には良くないと思っています。8分目ぐらいが丁度良いんじゃないかと。何が起きるかわかりませんしね。
TIGALA社が扱っているM&Aでは、EBITDA37億のサービス業種で3桁億円以上でまとまる直前という案件等は把握しております。
— 山田真哉@会計士・さおだけ屋 (@kaikeishi1) 2019年1月10日
会計士が一緒になってウソを付くメリットがなく、山田さんも結構有名な会計士のようなので。
まとめると、えらてんさん的にはこの実績がこれまでの実績だと捉えているけど、正田さんは現在進行形の実績として書いていて、意見の食い違いが起きているという感じです。
正田さん的には、過去に2~3桁億円の取引をしていたわけではなく、「今2~3桁億円の取引をしている会社を運営している」というつもりで書いたのかもしれませんしね。
たしかにこの書き方であれば、プロフィール通りにも捉えられます。
見る人によっていろいろ捉え方が変わるってことですね(笑)
何が言いたいかというと、匿名アカの雑魚たちに向けて書いてるのですが、M&Aアドバイザーやってたのは2017。今はM&Aの仲介をやってるということです。
進行中案件を公開するとクライアントとの秘密保持に抵触するので書けませんが、誹謗中傷を立証するために裁判所には証拠資料を提出します— 正田圭 / 会社を売る専門家 (@keimasada222) 2019年1月9日
ちなみに、個人的には匿名アカウントに対してにしろ、「雑魚」という言い方はどうなのかなって思いましたね。
自分より下に見ている人は「雑魚」と思っているように見えますし、サロン内のユーザーに対しても、そんなこと思っているのかなって印象にもなりますから。
私は正田さんのように会社を売却して稼ぐようなことはできないので、雑魚なりにせっせとブログ書いて生きようって感じです。笑
それでも月100万円くらいは稼げるし、個人で生きていくには十分な収入かなって思ってるので、これからもゆるくゆったりと続けながら過ごしていきます!
まとめ
今回は正田さんVSえらてんさんの炎上騒動についてでしたが、いかがだったでしょうか?
「2〜3桁億円をメインとしたM&Aコンサル会社」
というプロフィールに対して、えらてんさんの意見もわかるし、正田さんの意見もわかります。
ただ、正田さんがすぐに正しい説明をしていれば、ここまで大きな騒動にもならなかったのかなって思う部分も個人的にはありますね。
現時点では裁判で決着を付ける流れになっているので、このまま動向を見守りたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございましたm(__)m
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