こちらは日本一の物販スクールと宣伝されていて、その運営者はかずくんという方になります。
実はこのかずくんについては以前にも当ブログで取り上げていて、その際には「ミライズ」と呼ばれる物販スクールを取り上げていました。
その記事はこちら
で、今回はそのミライズが「物販ONE」として改名&リニューアルされたようなので、改めて取り上げようと思います。
この記事では、
「どういった手法を教えているのか」
「実際に稼ぐことはできるのか」
「メリットデメリットはどういったところなのか」
といったことを個人的見解も交えながら、物販ONEがどんな物販スクールなのかお伝えしていきますね。
販売会社 | 株式会社Smart Life |
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運営責任者 | 森谷和正 |
電話番号 | 080-4346-0718 |
所在地 | 〒220-0045 神奈川県横浜市西区伊勢町1-71-3 |
・物販ONEのサービスやコース
・物販を実践する上で気になる点
目次(クリックすると好きなところから読めます)
かずくんの「物販ONE」の概要
まず、物販ONEを運営しているかずくんですが、本名は特商法にも記載されている「森谷和正」になります。
活動名を「かず」にされているのは、親近感が湧くなどもあるんですかね。
そんなかずくんですが、もともと慶応大生で、在学期間中に物販を始めて起業しています。
もともと優秀な方なんですね^^
その後ミライズという物販スクールを立ち上げ、今は物販ONEを運営している状況になります。
この経歴の詳細に関しては以前の記事に詳細を書いているので、興味のある方はそちらで確認してみてください。
で、今回の物販ONEに関しては「日本一の生徒実績を作ること」を目的に、サポート体制と最強のコンテンツが用意されているスクールになります。
そのため「結果を出してもらえる方」が前提条件となってくるため、入会は審査制となっており、講師との面談も必要です。
かずくんの「物販ONE」は大きく2つのノウハウを教えている
かずくんが運営している物販ONEでは、大きく2つのノウハウを教えています。
Amazon物販
まず1つ目は、Amazon物販です。
このAmazon物販は、資金0、スキルなしの状態から1年で月収50万円を目指す教材で、Amazonで新品の商品を転売するノウハウが学べます。
具体的には、ヤマダ電機やドン・キホーテなどの量販店で、子供向けのおもちゃ、洗剤、ヒーター、カメラレンズ、アイマスクなど、玩具や生活用品、家電等を仕入れて売るノウハウです。
いわゆる「店舗せどり」と呼ばれる手法で、物販では基礎的な手法になります。
このAmazon物販では、いろいろなジャンルがあるからこそ、興味が持てるものを選びやすいということです。
これに関してはたしかにそうだなと思いました。
また、ネットで仕入れる「電脳せどり」と呼ばれる手法も学ぶことができ、自宅にいながら稼ぐこともできます。
なお、このAmazon物販を学習するためには、1日1時間の勉強時間が必要と言われていて、知識や勉強量も必要になってくるということでした。
また、月利100万円を狙っていくのであれば、こちらのAmazon物販コースがおすすめとのことです。
メルカリ物販(アパレル)
続いて2つ目は、メルカリ物販(アパレル)です。
このメルカリ物販については、今まで一切物販をやったことがない初心者向けのノウハウとなっています。
具体的にはリサイクルショップで靴や服、スーツなどのアパレル商品を仕入れ、メルカリで販売する手法ですね。
・極秘のリサーチ手法
・利益商品リスト
・メルカリ販売マニュアル
などのカリキュラムが用意されていて、メルカリ物販で稼ぐための基礎を身に付け、長期的に稼げるスキルを得られるようになっています。
かずくんの「物販ONE」のサービス内容と3つのコース
サービス内容
物販ONEのサービスは、大きく5つあります。
・質問専用グループ
・グループコンサル
・事務所利用権利
・オフ会
見て頂ければわかるように、グループサポートがメインとなっていて、利益商品情報や店舗情報、質問等をチャットで受けることができるようになっています。
また、毎週木曜日にはグループコンサルがあり、講師から直接コンサルを受けることも可能です。
そして、物販ONEには横浜に事務所もあり、そちらの事務所では勉強や作業、対面コンサルを受けることもできます。
スクールでなかなかこういう事務所利用ができるところは無いので、有り難いですね。
3つのコース
物販ONEの基本的なサービスは上記の通りですが、別途コースが設けられており、コースによって受けられる内容やサービスも変わってきます。
まず、今回コースは以下の3つが用意されています。
プライベートコース:55万円
プレミアムコース:99万円
スタンダードコース
スタンダードコースは、上記で挙げた基本サービスが受けられるようになっていて、”グループサポートのみ”となっています。
こちらは他コースの参加費用が用意できないけど、とりあえずやってみたいという方に向いたコースですかね。
また、個別サポートが必要ない方はこちらのコースでも良いでしょう。
なお「Amazon部門」と「アパレル部門」のどちらかを選ぶようになっています。
プライベートコース
プライベートコースは、スタンダードコースの内容に「個別サポート」が付いたコースになります。
こちらはグループだとなかなか質問しづらかったり、個別でガッツリ質問したいという方に向いたコースですかね。
個別のZOOMサポートも付いていて、進捗管理や課題、悩みなど、自分に合ったサポートを受けたい方は、こちらを選ぶのが良いかもしれません。
なお、プライベートコースもAmazon部門とアパレル部門のどちらかを選ぶようになっています。
プレミアムコース
プレミアムコースは、Amazon部門とアパレル部門の両方を個別サポートを受けながら、実践できるコースになります。
サービスとしてはプライベートコースと同様ですね。
プライベートコースで両部門に申し込むよりは、約10万円安くなっていますね。
かずくんの「物販ONE」のメリット
かずくんの物販ONEのメリットについてです。
物販の基礎が学べる
まず1つ目は、物販の基礎が学べることです。
かずくんの物販では、ここ最近では少なくなってきた物販の基礎である「店舗せどり」を学ぶことができます。
家電量販店やドンキなどから仕入れてネットで売るという、昔からある手法を実践することができるんですね。
物販ONEでは最近増えている特別な仕入れ先などの裏技的なものは用意しておらず、しっかりと「自分の力で稼ぐことができるスキル」を身に付けることができます。
なので、長期的に稼ぐことも見込めるでしょう。
2つのノウハウが選べる
続いて2つ目は、2つのノウハウから選べることです。
一般的な物販スクールだと、1つの手法しか用意されていない場合もありますが、物販ONEでは2つの手法から選べるようになっています。
具体的には、Amazonとメルカリ(アパレル)物販があり、大きく稼ぎたい人はAmazon、少額でもまずは稼いでみたいという方はメルカリが適しているみたいですね。
また、コースによっては両方学ぶこともできるようになっています。
サポート体制が整っている
最後に3つ目は、サポート体制が整っていることです。
まず、物販ONEではメインとして、グループチャットによる情報共有や質問の環境が整っています。
また、毎週1回はZOOMでのグループコンサルもあります。
さらに、事務所利用をすることもでき、タイミングによっては直接指導を受けられるかもしれません。
これに加えて、コースによっては「個別サポート」も用意されています。
かずくんの「物販ONE」で気になる点
参加費用は安くはない
1つ目は、参加費用は安くはないことです。
物販ONEの最低参加費用は38万5000円からで、最高は99万円となっています。
私の知る副業スクールの中には、19万8000円で参加できるものもあるため、決して安くはないですよね。
ただ、講師の人数やサポート体制を考えると、これくらいの人件費は必要になってくるのかもしれません。
また「永久サポート保証」を考慮すると、これくらいの金額も妥当なのかもしれないですね。
利益率が低い
2つ目は、利益率が低いことです。
これは物販特有の特徴なので仕方ないのかもしれませんが、基本的に「安く仕入れて高く売る」というビジネスモデルなので、利益率は低くなります。
公式ページでも10%~15%と書かれていて、これが現実的と言えるでしょう。
30%~40%などと謳っているスクールよりも好感が持てますね。
資金が必要
3つ目は、資金が必要なことです。
物販は仕入れて売るというビジネスモデルになるため「仕入れ資金」が必要になります。
利益率が10%~15%と考えると、100万円の売上で10万~15万円の利益という計算になりますが、そうすると仕入れの資金も85万~90万円はひつようになる計算です。
つまり、10万円の利益を上げるのに90万円の仕入れ資金が必要になるということですね。
もちろん、これを現金で用意するのが厳しい人もいるので、その場合はクレジット枠が必要になるでしょう。
また、プラスαでスクールの費用もかかるため、トータルで考慮して参加した方が良いですね。
労力がかかる
4つ目は、労力がかかることです。
物販は利益率が低いため、売上を伸ばそうと思うとその分商品数を増やす必要がありますよね。
商品数が増えると、必然的に仕入れや梱包、発送作業も増えることになるので、その分労力も増えます。
また、月利100万円を超えている実績の人だと、400個以上もの商品を売っていました。
引用元:https://kazukun_seminar.teachable.com/p/amazon_buppan
ということは、売上が伸びれば伸びるほど労力も増えていくということですね。
実際にこういったツイートも上がっているので参考までに。
https://twitter.com/NoirCitty/status/1657401139183366145
在庫を抱えるリスク
5つ目は、在庫を抱えるリスクです。
これは物販をやっていく上で、受け入れざるを得ない問題ですね。
先ほど400個以上もの仕入れをしている人もいると紹介しましたが、そうなるとその在庫を抱えるための場所も必要になってきますよね。
これはAmazonのFBAというサービスを使ったり、自宅の部屋の一部を使ったりする人もいると思います。
また、在庫を抱えるということは、在庫が売れ残る「赤字のリスク」も出てきますよね。
実際に下記のようなツイートも出ているように、仕入れ時はあくまで見込みなのでマイナスにならないよう気を付けなければなりませんね。
https://twitter.com/shuyann116/status/1657003111096147968
かずくんの物販ONEはやばい?評判や口コミを調べてみた
https://twitter.com/f1ppogVjD2QJVkX/status/1658619366496415750
https://twitter.com/shuyann116/status/1658453075970109440
#物販ONE グルコンアウトプット アパレル
まとめ売りの仕入れ。まとめ売りの仕入れは初心者におすすめ。アロハシャツ→ノーブランドok,ポロシャツ→ブランドを狙う。
100個で1日1個売れる計算。とにかくたくさん出品することが大事!— あさやん@物販ONE (@70asayan) May 18, 2023
https://twitter.com/daxiezisha1/status/1656454952246730752
お弟子さんからの内容です。
これは世の中の人はどう反応するでしょうか?🤔 pic.twitter.com/uu6NSnSAU6— top (@top53788275) December 16, 2020
YouTubeでよく流れてくる物販oneてどう考えてもただの転売だし、「僕らが3年かけて開発して物販ノウハウ」とか言っちゃってるけどそんなん3分で品薄商品をバラ売りして1部あたりの単価を少しずつ高くすれば利益が出るって考えつくでしょw
なんでやらねえかってそれは販売じゃなくて転売だからだよボケ— 爆烈兄貴@zc33s (@exhiro_zc33s) May 17, 2023
こはく君、なぜ商品名をボカす?特定したんだけど出品者の発送元は兵庫県になってるよ、きみ横浜のタワマンに住んでるんじゃなかったかな、どっちが嘘? pic.twitter.com/odOnoqF4Jq
— #駆け出しエンジニアと繋がりたい (@black_poem_aaa) June 12, 2022
まとめ
さて、今回はかずくんの物販ONEについて取り上げましたが、いかがでしたでしょうか?
物販ONEでは物販の基礎とも言える、Amazonとメルカリの物販を学ぶことができます。
また、ボリュームのあるコンテンツとサポート体制が整っていて、実践する上でこの上ない環境が整っていると思いました。
ただし、物販では資金や在庫、労力といった壁も出てくるので、この辺りも考慮して時間の確保できる方が臨むと良いでしょう。
なお、これらに関しては下記記事でも詳しく書いているので、物販のことはあまり知らないという方は、ぜひ合わせて読んでみてください。
物販コンサルやスクールが怪しい。簡単と言われる裏にある闇と見分け方
最後までお読み頂きありがとうございましたm(__)m